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法人向けメールサーバーから送ったメールが、相手の迷惑メールフォルダに入ってしまうことがあります。この記事では、送信側で確認したい点を、XServerビジネス、さくらのレンタルサーバ、Google Workspace、Microsoft 365 の4つの機能で整理します。

要点(3行)

  • 1人で使う人なら、さくらのレンタルサーバ。メールボックスプランは迷惑メールフィルタの無料枠が1個です [2]
  • 2〜10人の会社なら、XServerビジネス。迷惑メールフィルタと受信側のDMARC設定がドメイン単位で用意されており、複数ドメインでも順に確認できます [1]
  • 送信ドメイン認証の手順から確認したい人なら、Google Workspace。DKIM の鍵の生成からDNSへの登録、動作の確認まで、順を追った手順が示されています [3]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-30 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

Microsoft 365

料金は公式ページで確認

無料枠 Defender for Office 365 の試用版は90日間

DKIM のほかSPF・DMARC も組み合わせる方針が示される

Microsoft 365の詳細を公式で見る

選び方

あなたの状況は?1人で使う人さくらのレンタルサーバ2〜10人の会社XServerビジネス送信ドメイン認証の手順から確認したい人Google Workspace
記事の結論と同じ内容です

結論

2〜10人の会社

XServerビジネス迷惑メールフィルタと受信側のDMARC設定がドメイン単位で用意されており、複数ドメインでも順に確認できます [1]

XServerビジネスの料金を公式で見る

送信ドメイン認証の手順から確認したい人

Google WorkspaceDKIM の鍵の生成からDNSへの登録、動作の確認まで、順を追った手順が示されています [3]

Google Workspaceの詳細を公式で見る

選定基準(選び方の軸3つ)

選び方の3つの軸

1料金の形2送信ドメイン認証の確認しやすさ3迷惑メールフィルタの無料枠と上限下の比較表で見比べる
記事の選定基準と同じ内容です。出典 [5][6][3][4][1][2]
  1. 料金の形: XServerビジネスは契約期間分の一括前払いで、期間が長いほど月額換算が下がります [5]。さくらのレンタルサーバも、期間の選び方で月額換算が変わります [6]。
  2. 送信ドメイン認証の確認しやすさ: DKIM の設定手順や、SPF・DMARC とあわせた考え方が公式ページで示されているかを見ます [3][4]。
  3. 迷惑メールフィルタの無料枠と上限: 受信側の振り分けを使う場合、フィルタの数や設定できるアカウント数に上限があります [1][2]。

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
XServerビジネスありあり要確認要確認
さくらのレンタルサーバありあり要確認要確認
Google Workspace要確認要確認あり要確認
Microsoft 365要確認ありあり要確認
✓は出典で確認できたもの。出典 [5][6][3][4]・料金は 2026-10-30 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-30 時点

比較表(料金は 2026-10-30 時点)
サービス 税込料金 無料枠 対象規模 主な連携先 サポート 強み 弱み
XServerビジネス スタンダード 36か月契約 月額換算 税込3,762円、12か月契約 月額換算 税込4,180円[5] 14日間のお試し [5] 法人・企業向け [5] 公式ページで確認 公式ページで確認 迷惑メールフィルタを2種類から選べる [1] 料金は契約期間分の一括前払い [5]
さくらのレンタルサーバ スタンダード 36か月契約 月額換算 税込500円、ビジネス 36か月契約 月額換算 税込1,980円[6] 14日間のお試し。カード登録は不要 [6] 個人から大規模まで [6] 公式ページで確認 公式ページで確認 高精度迷惑メールフィルタが標準機能 [2] 無料枠はプランで異なり、ライトは1個まで [2]
Google Workspace 公式ページで確認 公式ページで確認 公式ページで確認 Gmail [3] 公式ページで確認 DKIM の鍵を管理コンソールで生成できる [3] 認証が機能するまで最長48時間ほどかかる [3]
Microsoft 365 公式ページで確認 Defender for Office 365 の試用版は90日間 [4] 公式ページで確認 Microsoft Defender、Exchange Online [4] 公式ページで確認 DKIM のほかSPF・DMARC も組み合わせる方針が示される [4] カスタムドメインは手動で設定しないと署名されない [4]

各サービスの公式情報

XServerビジネス

スタンダード 36か月契約 月額換算 税込3,762円

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-30 時点

向いている人
受信側の迷惑メール設定とDMARC設定を、ドメインごとに見直したい人 [1]
向かない人
送信側の認証手順まで、同じページで確認したい人。このページは受信側の設定が中心です [1]
長所
迷惑メールフィルタを、SpamAssassin と Cloudmark Authority から選べます [1]
短所
Cloudmark Authority は、サーバーアカウントごとに設定できるメールアカウント数に上限があります [1]
料金
スタンダード 36か月契約 月額換算 税込3,762円[5]

XServerビジネスの料金はいくら?

スタンダード 36か月契約 月額換算 税込3,762円[5]。

迷惑メールと判定されたメールには、件名の先頭に [SPAM] が付きます [1]。DMARC の設定をONにすると、DKIM と SPF の両方が失敗したメールは送信側のポリシーに沿って扱われます [1]。

XServerビジネスの料金を公式で見る

さくらのレンタルサーバ

スタンダード 36か月契約 月額換算 税込500円

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-30 時点

向いている人
無料枠のあるフィルタで、受信側の振り分けを手軽に試したい人 [2]
向かない人
無料枠より多くのアドレスにフィルタを使いたい人。追加ライセンスの申し込みが必要です [2]
長所
高精度迷惑メールフィルタが対象プランの標準機能で、スタンダードの無料枠は20個です [2]
短所
すべての迷惑メールを正しく判定することは保証されず、誤判定も起こりえます [2]
料金
スタンダード 36か月契約 月額換算 税込500円[6]

さくらのレンタルサーバの料金はいくら?

スタンダード 36か月契約 月額換算 税込500円[6]。

機能一覧のメニューには、SPF、DKIM、ARC、DMARC の項目が並んでいます [2]。各項目の内容は公式ページで最新の情報を確認してください。

さくらのレンタルサーバの料金を公式で見る

Google Workspace

料金は公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-30 時点

向いている人
送信側の DKIM 設定を、手順に沿って進めたい人 [3]
向かない人
特権管理者として操作できない人。鍵の生成には特権管理者のログインが必要です [3]
長所
鍵の長さを選べ、2048ビットに対応していれば長い鍵を選べます [3]
短所
Gmail を有効にした後、鍵を取得するまで24〜72時間ほど待つ必要があります [3]
料金
料金は公式ページで確認してください

Google Workspaceの料金はいくら?

料金は公式ページで確認してください [3]。

設定の確認は、Gmail や Google Workspace を使っている相手にメールを送り、ヘッダーの Authentication-Results を見て行います。自分宛てのテストでは確認できません [3]。SPF と DMARC もあわせて設定することが勧められています [3]。

Google Workspaceの詳細を公式で見る

Microsoft 365

料金は公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-30 時点

向いている人
自社のドメインで送るメールに、DKIM 署名を自分で設定できる人 [4]
向かない人
DNS の変更に慣れていない人。その場合はドメインの管理会社への相談が案内されています [4]
長所
DKIM、SPF、DMARC を組み合わせた全体の方針が示されています [4]
短所
カスタムドメインの送信メールは、現状では DKIM 署名が自動で行われません [4]
料金
料金は公式ページで確認してください

Microsoft 365の料金はいくら?

料金は公式ページで確認してください [4]。

CNAME レコードを2つ作成して設定します。署名の検出には数分、場合によってはそれ以上かかります [4]。メール用に使わないドメインには、DKIM のレコードを発行しないことが案内されています [4]。

Microsoft 365の詳細を公式で見る

用語の定義

くわしく読む

送信ドメイン認証とは?

送信ドメイン認証とは、企業・組織が不審なメールを見分けるフィルタリングに活用できる仕組みです [9]

関係する制度

くわしく読む

情報処理推進機構(IPA)は、企業・組織向けの対策の一つに、送信ドメイン認証を使ったメールフィルタリングを挙げています [9]。業務で使わない形式のファイルが付いたメールを、受信しない運用も示されています [9]。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

XServerビジネスのスタンダードを36か月契約で1年分使う場合税込45,144円さくらのレンタルサーバのスタンダードを36か月契約で1年分使う場合税込6,000円
出典 [5][6]・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-30 時点
計算式と前提を見る
  • XServerビジネスのスタンダードを36か月契約で1年分使う場合: 計算式: 税込3,762円/月 × 12か月 = 税込45,144円(2026-10-30時点の月額換算から計算)
  • さくらのレンタルサーバのスタンダードを36か月契約で1年分使う場合: 計算式: 税込500円/月 × 12か月 = 税込6,000円(2026-10-30時点の月額換算から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。

よくある質問

Q. 法人向けメールサーバーで送ったメールが迷惑メールに入るとき、まず何を確認しますか?

送信ドメイン認証の設定を確認します。DKIM は、ドメインのDNSに公開鍵を登録し、送信時の署名と照らし合わせる仕組みです [3]。Gmail や Google Workspace の相手に送り、ヘッダーの Authentication-Results で結果を見ます [3]。

Q. DKIM だけを設定すれば足りますか?

足りません。Microsoft は、DKIM だけでは十分でなく、SPF と DMARC もあわせて設定するよう案内しています [4]。Google も、SPF と DMARC の設定を勧めています [3]。

Q. 設定してから反映されるまで、どのくらいかかりますか?

Google Workspace では、鍵を追加してから認証が機能するまで最長48時間ほどかかることがあります [3]。Microsoft 365 では、CNAME レコードの検出に数分、場合によってはそれ以上かかります [4]。

Q. 迷惑メールフィルタの設定を変えると、相手側の判定も変わりますか?

XServerビジネスの迷惑メールフィルタは、受信したメールを振り分ける機能です [1]。送信側の認証設定は、Gmail や Google Workspace の相手に送り、ヘッダーの Authentication-Results で DKIM の結果を見て確認します [3]。